ふれあい芦屋マダン2006 (第15回) 開 催 趣 意 書 昨年の「ふれあい芦屋マダン2005」は、震災10年ということで、兵庫県の「阪神・淡路大震災10周年記念事業」として開催しました。震災犠牲者に哀悼を表するとともに、「生きる元気」と「励まし」を互いに発信することを基調としました。 プレマダンは、韓国朝鮮楽器「チャング」体験教室のほか、在日韓国朝鮮人の年寄りたちを扱った映画『花はんめ』の上映や、他地域の「マダン」との「まちづくりマダン交流会」を実施し、本番では、オープニングに震災犠牲者追悼のほか、地域の外国人の震災体験スピーチや地元小学生の合唱「おそすぎないうちに」を行いました。そのあと、韓国朝鮮や、ペルー、沖縄など多くの文化の披露(舞踊や楽器演奏)と、参加体験できるいろいろな遊び・ぬり絵・折り紙・民族衣装の試着など、子どもを中心としながらも、おとなも楽しんでいただける内容とし、過去最高の人出となりました。 また、15年間のまとめも兼ねて、報告書『ひと・まち・マダン・芦屋−多文化共生のまちづくり−』も作成しました。 「芦屋マダン」は、1991年3月、「多くの子どもたちに、もっと韓国朝鮮の文化と出会ってもらおう」と始まりました。その後、「ふれあい芦屋マダン」に名称を変えながらも、最初の目的である「子どもたちが多く参加し、いろんな文化と出会う」を継承し、韓国朝鮮だけでなく、中国・インド・インドネシア・沖縄など多くの文化との出会い(ふれあい)に広げてきました。会場も市内の小学校を持ち回りとしています。 15年の歩みから、かつて演技出場した小学生が高校生や大学生となって参加し、また近隣の大学が学生に「多文化共生のまちづくり」体験として「芦屋マダン」への参加を勧めているため、多くの大学生が企画段階からスタッフとして参加しています。 さて、日本と近隣諸国の関係から見れば、昨年は戦後60年ですが、第2次日韓条約(植民地支配の実質化)締結100年でもあり、植民地解放60年でもありました。また、ベトナム難民が初めて日本に上陸してから30年がたちました。日本は、国連の「難民条約」を批准したことから他国より遅れて、「インドシナ難民」を受け入れました。しかし、難民にとって日本での生活は、日本語(言葉や文字)のほか、生活習慣、学校での勉強などの大変な苦労となりました。一方、国連や国際人権団体からは、日本の難民受入れ(定住許可)が、先進国の中でも、最も少ないと指摘されています。このことから、今年の特別展示のテーマを「インドシナ難民30年を考える」としました。 芦屋には、1700人を超える外国人が居住しています (2004年12月末) 。そして、市内の公立小中学校には、50名以上の外国人の子どもが学び、うち渡日3年未満の子どもは10人を超えます。親も子どもも日本社会を理解しようとがんばっていますが、孤立して悩むことのほうが多いと聞きます。このことから、今回、芦屋で初めて、「世界のこどもひろば−こどもコルモック−」を開催します。 近年の「平成の市町村合併」のとき、地域で生活する外国人を、同じ住民として「住民投票権」を与える自治体が増えています。このような時代に、「マダン」が、出会い(ふれあい)を通じて共に歩み、平和に暮らす地域社会(多文化共生社会)をつくるための「広場」となることを願っております。 今回も、ご支援・ご協力をお願いするとともに、多くの方のご来場をお待ちしています。 2006年2月 ふれあい芦屋マダン2006実行委員会 ふれあい芦屋マダン2006 (第15回) 開 催 概 要 「マダン」とは、朝鮮語の「広場」という意味 1 プレマダン 「世界のこどもひろば−こどもコルモック−」 日 時:3月4日(土) 11時 〜 14時半(雨天決行) 会 場:市立浜風小学校 会議室ほか 参加費:無料(簡単な昼食付) 参加規模:約80名(スタッフを含む) 「コルモック」とは、朝鮮語の「路地裏」という意味 2 マダン 日 時:3月26日(日)11時 〜 15時(雨天決行) 会 場:芦屋市立浜風小学校 運動場(雨天時は、体育館) 参加費:無料 参加対象:芦屋市内外の子ども、おとな約1,000名 内 容:展示テーマ「インドシナ難民定住30年を考える」 体験内容:いろんな民族あそび・民族衣装試着・ぬり絵ほか 演技集団:小・中学生、高校生、大学生、障害者等の出演 多文化内容:韓国朝鮮、中国、沖縄、ブラジル、ペルー、バリ、日本などの歌、舞踊、演奏ほか 環境・リサイクル:子どもフリーマーケット 3 経 費: 経費は、賛助広告と寄付金、助成金で運営 4 後援・応援依頼先 芦屋市教育委員会、兵庫県国際交流協会ほか 5 主催 ふれあい−芦屋マダン2006 実行委員会 6 連絡・問い合わせ先 ふれあい−芦屋マダン2006 実行委員会 home