ふれあい芦屋マダン2010 (第19回) 開催(かいさい)趣意書(しゅいしょ) 「ふれあい芦屋マダン2009」は、1991年3月に「芦屋韓国朝鮮文化とのふれあい」として始まり、本年で20年となりました。1995年が震災により中止となり、19回目となります。その後、「ふれあい芦屋マダン」と名称を変えましたが、最初の目的である「子どもたちが多く参加し、いろんな文化と出会う」を継承し、中国・インド・インドネシア・沖縄など多くの文化との出会い(ふれあい)に広げてきました。会場も市内の学校を持ち回りして開催しています。 かつて演技出場した子どもが大学生や社会人となって参加し、また近隣大学も「多文化共生のまちづくり」として「芦屋マダン」を評価しているため、多くの大学生が企画段階からスタッフとして参加しています。 「2005」は、震災10年ということで、兵庫県の「阪神・淡路大震災10周年記念事業」として開催し、震災犠牲者に哀悼を表するとともに、「生きる元気」と「励まし」を互いに発信することを基調としました。また、15年間のあゆみをまとめた報告書『ひと・まち・マダン・芦屋−多文化共生のまちづくり−』も作成しました。 「2006」以降は、実行委員会とスタッフの学習も兼ね、特別展示を開催しています。「2006」は「インドシナ難民30年を考える」とし、インドシナ難民写真を展示し、神戸のベトナム人の子どもや青年に楽器演奏や、歌などを披露してもらいました。「2007」は、芦屋浜地域に誕生した「こくさいひろば芦屋」の紹介と、多言語生活相談開設や多言語医療問診表を無料配布しました。「2008」はブラジル移民100周年を記念して「南米移民と定住する日系人南米人」の写真展示と、地域の日系南米人(ラティーノ)を理解するためのドキュメンタリー映画の上映もしました。「2009」は、ペルー等南米移民110周年から、ペルーの文化などの紹介と市内の子どもたちにペルーのぬり絵を募集し、展示しました。 一方、地球環境保全のため、子どもフリーマーケットのほか「2008」から「ごみを出さない」とりくみとして、リユース食器使用を実施しています。 また、2005年以降、毎年「ひょうご安全の日推進事業」の助成を受け、サブテーマを「安心・安全のまちづくり」として防災グッズ展示や、震災記録映画上映、ペルー地震被害者への募金活動などをおこなってきました。 「2010」は韓国併合100年となるため、特別展示も「日本と朝鮮半島の歴史を考える」とし、関係の写真展示のほか、子どもたちの塗り絵も朝鮮半島の民族衣装等を題材としました。また、阪神・淡路大震災記念事業の一環として、参加者に「防災」をより理解してもらう企画をしています。 昨年よりの経済不況のなかで外国人はじめ多くの人が失業や給料ダウンなどの厳しい生活を強いられています。韓流ブームなど外国文化への関心は高まっていますが、在日韓国朝鮮人や日系人など外国人への偏見もまだまだ多くあるといえます。 いろんな人や文化との出会い(ふれあい)を通じて、在日韓国朝鮮人をはじめとする外国人を含めたあらゆる人たちが共に歩み、「マダン」が平和に暮らす地域社会(多民族共生社会)をつくるための「広場」となることを願っています。 今回も、ご支援・ご協力をお願いするとともに、多くの方のご来場をお待ちしています。 2009年12月 ふれあい芦屋マダン20実行委員会 home